借金依存症

離婚後に夫が自己破産をしたら妻も払えと裁判所から通告されてしまった

自己破産協議離婚から数ヶ月が経ったある日、裁判所から元夫が自己破産をしたという内容の郵便物が送られてきました

というわけで今回は、「離婚後の夫の借金は、妻も一緒に返済しなければいけないのか?」について紹介していこうと思います

自己破産ってなに?

借金を整理したいときに使える債務整理には、4つ種類があります

  1. 自己破産
  2. 個人再生
  3. 特定調停
  4. 任意整理

この中の、任意整理と自己破産という言葉は聞いたことがありますよね

違いは、借金の支払い回数や利息などを免除してもらえるのが任意整理

借金自体を0にするのが自己破産です

自己破産をすると借金がなくなるので、自己破産のほうがいいよねと思いますが、自己破産にはそれなりの厳しい条件も付いてくるので安易にはしないほうがいいです

自己破産は最終手段に取っておくのがベストですよ

任意整理と自己破産
【怖い】任意整理と自己破産の違いは借金が0円になるだけとは限らない任意整理と自己破産は借金が0円になるだけじゃない他の条件も厳しくなっていきます。安易に任意整理をしていると借入先もなくなっていき最終的には高い金利の貸付業者しか残らず結果的にまた払えず任意整理に頼ってしまいます。自己破産は借金が理由の場合には免責が下りない可能性が高まるので何度も借金を繰り返すのは極めて危険になります。...

離婚後に裁判所からの書類が送られてきた

離婚後はもう他人と同じなので、裁判所から送られてきた速達を見ても最初はピンと来ませんでした

でも中身を読むとどうも様子が違うんですよね

どういうことかというと、離婚後すぐにどちらかが自己破産をすると、相手側にも裁判所から連絡が来るらしいのです

特に何の前触れもなく突然送られてくるのでびっくりはしますが(笑)

そして、書類が到着したあたりを見計らって、今度は弁護士からの電話が来るんです

この弁護士というのは、自己破産を申し出た相手(夫)の弁護士ではなくて、自己破産をするために裁判所から依頼された弁護士だということ

自己破産を申し出た相手(夫)にも弁護士は付いていたので、裁判所からの弁護士はどちらにも付かない中立の立場にある人といったところですね

住基ブロックをかけていても住所はわかってしまう

離婚の理由が夫からのDVや借金癖だったため、離婚後は住所を知られないように住基ブロック(住民基本台帳事務における支援措置)をかけていました

でもこの措置は、中立の弁護士には全く意味がないんです

裁判所の権限とかなんとかで住所は筒抜けなんですね

これは、国(裁判所)の特権で開示・閲覧できるらしいのですが、ねこまちはその制度を知らなかったので、住基ブロックはかけているから安心だと勝手に思っていました

その矢先の速達だったので心臓が止まったかと思うほどびっくりしたんです

住基ブロック(住民基本台帳事務における支援措置)に関する細かいことは、また別の記事で書こうと思っているので今回は省略しますが、自己破産で住所が分かってしまうのはあくまで裁判所が関わっている場合でなので、通常は相手に住所が知れることはまずないということでした

相手の自己破産なのに書類が入っている

ここが最大の疑問ですよね

相手の自己破産に、こちらも書類を書かされるんです

そして書類の内容によってはお金を支払えと言われます

なんで?

「離婚したのに、なんで相手の借金まで払わなくてはいけないの?」

「離婚の理由は相手の借金だよ?」

と、頭の中はぐるぐるしてはいたものの

冷静な弁護士さんは淡々とした声で

「決まりですから」と言うばかり

婚姻期間中の借金は払う義務あり?

自己破産をすると借金が0になる、と冒頭で書いたとおり、自己破産が認められると借金は0になります

ただ

とはいえ、借金をするだけして離婚し、すぐに自己破産の手続きをしても裁判所はすんなり認めてくれないらしいんです←そりゃそうだ

夫婦で離婚を共謀する可能性がある

中には「離婚」という制度を悪用し、婚姻期間にローンを組んでそのお金をどちらかが持って離婚、そして自己破産という事例があるからなんだそうです

一例として、教育ローンを組んだ場合で説明するとこんな感じです

契約者は夫 教育ローンで300万円を借りる

夫の口座に300万円が振り込まれる

その300万円を引き出し妻に渡す

学校へは支払わずに離婚の手続きをする

夫(契約者)が返せないという理由で自己破産を申し立てる

前もって夫婦で共謀し、自己破産をすると決めてから離婚すれば、相手のほうへは請求が行かないため、このやり方で自己破産が成立する可能性が高くなるというわけなんですね

極端な一例ですが、できる可能性があるなら何がなんでも裁判所はこれを食い止める策を講じてきますよね

そのために裁判所は、婚姻期間中に作ったローン(借金)でやましいことがないか、使い道を細かく厳しくチェックしてくるんですよ

このとばっちりが今回来たわけなんです

自己破産の書類は面倒なことばかり

部屋ランプそもそも自分の自己破産でもないのに、書類の手続きが想像以上に面倒くさいったらないんですよね、これが

書くことが細かすぎてもう頭が痛くなるレベルでした

弁護士もそれをわかっているのか、提出までの猶予をかなりくれましたが、それでも細かすぎてしんどかった記憶しかありません

書類内容は資産がないことを証明するためのもの

書類内容は、共謀していないことを証明するためのものですね

離婚してからのお金の出所を、逐一書類に書いていく感じです

銀行口座もコピーして提出、使い道も全部書きました

領収証などもあればもちろん添付する

不透明な資金があったら、それは何に使ったのかを証明しなければいけないんです

相手が勝手に借金してるのに、書いている本人が段々と自己破産するような錯覚に陥ってくるんです

正直これが精神的に一番きつい作業でした

書類が面倒な理由には債権者の存在もある

自己破産をすると、借金が0になると言いました

借金が0になるということは、お金を貸した側(債権者)は損をするということにもなりますよね

債権者側もお金が取れないと死活問題ですから、いくらかでも返してもらわないと困るわけです

そのため自己破産中の裁判には、債権者も同じように裁判所に出向いてくるんですよ

借金の件数によっては、お金を徴収するために何社も債権者が来ることもあります

お金になるものは処分して債権者に返済する

  • 住宅
  • 貴金属 他

現金化できるものはすべて現金にしたあと、債権者で分け合います

財産が全てなくなったあとで、自己破産の決定が下されるというわけです

借金をなくしたい
夫の借金1000万円を0にした私が選ぶ法律事務所を探すときのポイント債務整理や自己破産、過払い金請求をするときにお世話になる弁護士又は司法書士事務所。全国にはたくさんの法律事務所がありますが、正直どこがいいのか迷いますよね。今回は自身が体験したことを元に探すときのメリット・デメリットも含め、安心できる法律事務所を紹介していきます。...

まとめ

これから離婚を、と考えている方は、離婚前の相手の借金には十分注意が必要ですよ

お金に執着があるような人の場合だったら、離婚後でも何かしらの手を使ってお金を無心してきますから、住基ブロックをかけるなりいろんな対策をしなければ危険だと思います

ではでは

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