パソコンからサーバーへ、サーバーからパソコンへとファイルのアップロードやダウンロードの橋渡しをしてくれるFTPソフト
初心者にはちょっと難しそうで扱いにくいイメージですが、WordPressが動かなくなったときのことを考えると使い慣れておく必要があるかと思います
実際に私も、WordPressの画面が真っ白になりログインできなくなったときは、復旧に丸2日もかかってしまいました
そんな突然の不具合にも対処できるFTPソフトの使い方です

今回はWindowsユーザーが使える無料ソフト「WinSCP」で説明していきますね

WindowsもMacも両方使える「FileZilla」の使い方はこっちだよ
FTPソフトで接続するときの注意点
FTPソフトの接続方法はいくつかありますが、セキュリティを高める上でFTPプロトコルでの接続はおすすめできません
詳しくは初心者におすすめしたいSFTP対応の無料FTPクライアントソフトでも書いています
今回使用する「WinSCP」はSSH形式を使った鍵認証で使用できるソフトなのでセキュリティは安全です

最初に鍵を作ればあとはめんどくさい手続きもしなくていいんだよ
普通にログインするだけ

セキュリティ強化にもおすすめだね
「WinSCP」と「FileZilla」はセキュリティの強い暗号FTPS、SFTP、SCPで接続されているものです
FTPソフトを使うときは、ぜひこの2つをおすすめします
FTPソフト(WinSCP)のダウンロード
ダウンロードが出来たらファイルをダブルクリックしてインストールします
「許諾」をクリック
「完全なアップグレード(推奨)」にチェックを入れて「次へ」
「インストール」クリック
「完了」クリック
エックスサーバーのSSH設定
エックスサーバーのサーバーパネルへログイン
アカウントから「SSH設定」を選択
「ONにする」にチェックを入れて「設定する」をクリック
有効になったことを確認
「秘密鍵」「公開鍵」の作り方
「公開鍵認証用鍵ペアの生成」タブをクリック
「パスフレーズ」を入力し「確認画面へ進む」
「生成する」をクリック
パソコンにダウンロードされます
自分のサーバーID.key
となっているはずです
WinSCPの設定
WinSCPを起動させて設定していきます
ホスト名:アカウントの「サーバー情報」から確認できます(下図参照)
ポート番号:10022
ユーザー名:サーバーパネルのログインID
パスワード:サーバーパネルのログインパスワード
「設定」をクリック
秘密鍵の設定
この画面で鍵の設定をします
「認証」をクリック
「秘密鍵」の空欄に、エックスサーバーでダウンロードした鍵の保存場所を指定して「OK」をクリックします
鍵の場所が出ないときは
ファイルの拡張子を「すべての秘密鍵ファイル」または「すべてのファイル」に変えてみてください
見つけられたら選んで「OK」をクリック
このような画面も「OK」をクリック
「パスフレーズ」を入力(サーバーパネルで設定したもの)
パソコンに「保存」
WinSCPからエックスサーバーに接続する
「ログイン」をクリックしてエックスサーバーへ接続します
「パスフレーズ」を入力して「OK」
この画面になれば接続は完了です
左には自分のパソコン、右にはエックスサーバーのフォルダが表示されました
画面右下に、安全な通信ができている印として「鍵マーク」も付いています
パソコン→サーバー、サーバー→パソコンへのアップロードやダウンロードは、ドラッグ&ドロップで簡単に行けます
また「保存」を設定しておくと、次回からアイコンをクリックするだけで簡単に接続ができますよ
ではまた
